2018年8月31日金曜日

【雑記】この夏観た映画のまとめ

どうもこんばんわー。
皆さん,夏休みはいかがお過ごしでしたでしょうか?
去年は猫に振り回されて余裕が皆無でしたが,今年はゆっくり休みを堪能することができました。
泊りの旅行はできないけれど,鎌倉まで足を延ばしてご飯を食べに行ったり。友人たちと会ったり。
さてそんなわけで,映画館にはほとんど行きませんでしたが,映画はたくさん観ることができました。
完全に私のためだけの備忘録なんですけど,以下にずらずらだらだらと書き留めてみました。写真もなしの,本当に文章だけ。
何観たのか興味ある!なんて奇特な方,続きよりどうぞご覧くださいませ。




・映画館にて
『カメラを止めるな!』
何を言ってもネタバレになってしまいそうで,しかもネタバレしちゃったら絶対面白くないやつ。
「面白いから見て!!!」とだけ力説しておく。

・飛行機にて
『クワイエット・プレイス』
エミリー・ブラント主演のパニックホラー。宇宙から落ちてきたなにかに襲われるという。
昔エミリー好きの友人に,どういうところが好きなのと聞いたところ,「エミリーが困った顔してるところが好きで」という何ともマニアックな回答を得たことが。
最近ちょっとわかる気がしてきた,ということでこの映画でも存分に彼女の困り顔が堪能できます。

『レッド・スパロウ』
ジェニファー・ローレンス主演のスパイ・サスペンス。
強くて頭が良くてかつセクシーな女性ってもう最強すぎる。ロシア語訛りの英語にもグッときた!

『レディ・プレイヤー』
サイバー・パンク味溢れる,仮想空間でのアドベンチャー。
随所に散りばめられた80年代フレーバーのお陰で,中高年の頭にもすっと馴染んじゃうやつです。

・おうちにて
『ジェーン・ドゥの解剖』
名無し死体が解剖に持ち込まれたことから始まる,一夜の悪夢。
何せ死体を切り開くので,ゴア描写がダメな方はきついかも。設定が他に類を見ないストーリーで,ホラー好きとしては◎。
謎解き過程も面白いし,最後の後味の悪さもなかなか潔いです。

『ポゼッション』
サム・ライミ監督による,取り憑かれ系ホラー。古びた木箱の中には悪魔が閉じ込められていて…という。
早くも結末を忘れるほど印象に残らなかったんだけど(笑),マァマァ面白かったかな。
どうでもいいけど,ガレージセールって宝探し感あっていいよね。

『ダバング 大胆不敵』
ひねくれ刑事(デカ)が暴れるぜ!かかってきやがれ!!的なインドムービー。
歌ったり踊ったりアクションやラブがあったりの,てんこ盛り感は安定したインド映画なんですけど,ちょっとびっくりするぐらい主人公が破天荒でクレイジーであたまおかしいので,全く感情移入できません!

『お嬢さん』
パク・チャヌク監督のエロティック・サスペンス。
パク監督の濡れ場はとにかくえろいし,荒々しい中にも耽美さが伺える映像美が好きです。
サラ・ウォーターズの『荊の城』が原作ということで,そちらも読んでみたいところ。

『ベストセラー』
こちらも韓国映画で,地縛霊系ホラー。
実際に内容はもうちょっと複雑かつてんこ盛りで,なんていうかサービス精神旺盛な映画だなと思いました。
まーしかし,人が死にすぎるんだよねー。

『メン・イン・キャット』
ケビン・スペイシー演じるワンマン社長が,ある日猫の体に入っちゃう的なコメディー。
現在かなりこうばしい状況に置かれているケビンですが,やっぱり役者としては好きだったなーと思いました。
内容はダメダメでしたがね。猫好きの観点から言うと,ラストとか許せん。

『不能犯』
漫画原作,白石晃士監督のジャパクソムービー。
あ,勝手につくった造語でけなしてますよ?
色々酷かった。ひどいところあげればきりがないくらいですが,その中で唯一良かった点を挙げれば,白石監督お馴染みの「霊体ミミズ」が登場してたことくらいかなあ。

『チェンナイ・エクスプレス』
こちらもインドムービー。ボリウッド全開です。
無敵なイケメンヒーローを演じることの多いシャー・ルク・カーンが,この映画では実にしょーもなく不甲斐ないやつでした。
でも,最後に決めるところはキメるんです。こういう感じだから,インド映画は見ていて安心感あるよね~。

『宇宙人ポール』
オタク×宇宙人のドタバタ珍道中。
ユーモアが効いていてなかなか面白いし,最後にはホロリともきます。ポールがいい性格してるんだわー。

『ザ・ロブスター』
つがいの相手がいない独身者は動物にされちゃうから,頑張ってパートナー見つけてねっていう社会の中で生きる男女の物語。
見た映画の中では一番私好みのやつです。
俳優もよくて,何気なく見ていたら,私の好きなベン・ウィショー,レア・セドゥ,レイチェル・ワイズが出ていてテンション上がりました。
共感できる共通の「欠損」みたいなものがないと,相手と繋がれないという思い込みは何なんでしょう。

『日本で一番悪いやつら』
実話をもとに,日本の警察内部の腐敗を描くノワール・エンターテイメント。
綾野剛演じる若き警察官は,最初真面目で熱意もある青年だったのに,自分すごいと勘違いしてからは清々しいほどのドヤッぷり。振る舞いはヤッさんと変りません。
そして,そこからの暴走がすごい。法を守るために法を破りまくるっていう,大きな矛盾に気が付かない。何より,それを組織で容認していたのだから,げに史実は小説より奇なり。
警察官にせよ政治家にせよ,同じ地続きで生きてる人間なのに,間違うことだらけなのに,上から物言わないで欲しいよねー。

『キョンシー(リゴル・モルティス)』
懐かしの「霊幻道士」が,スタイリッシュなダークホラーになって帰ってきた!
昔のキョンシーといえば,ちょっとぞくっとするところもあるコメディだったと思うのですが,こちらはガチでホラーです。
ちなみに,制作で清水崇が参加しているからか,はたまた関係ないのか,霊の動きも「あら,枷耶子?」みたいなところがあったり。
昔のキョンシーファンが見ると,俳優や小道具で懐かしさを感じるところが多々あるようです。私も大好きだったんだけど,まだ小さかったからなー。思えば,そんな年のころからこわいものが好きなんでした。
色々ヒデェってなる終わりでしたが,最終的にはまさかの『ふくろうの河』方式。ここ,ネタバレになるので未見の方はスルーしてください。

『不安の種』
漫画原作,長江俊和監督のジャパクソムービー(2回目)。
元々原作が好きで,隙間が気になる的な気味の悪さが持ち味の漫画なのです。
それが,映画になったらもうアグレッシブに働きかけてきて,一家惨殺みたいなことになっちゃう。なんでそうなった??
無駄に長いシーンが多かったり,驚かせようとしているのがミエミエすぎてどっちらけ!って感じです。これは「映画」とは呼べないですねー。観客舐めんなって思います。

『冬冬の夏休み』
幼い兄妹のひと夏の体験。
まぁ,いわいる「ぼくのなつやすみ」的なお話です(プレイしたことないけど)。
ゲームとは違って,のほほんと遊んでいるようでいて,結構ヒヤッとすることは色々起こっていて。例えば,強盗殺人未遂で逃げている男たちを,叔父さんが新婚(しかも,勘当に近い形で家を出た)の住まいにかくまっていた,とか。近所に住む知的障害?のお姉さんが妊娠していることが発覚して,しかも事故で流産しちゃうとか。
主役の冬冬(トントン,兄)にとってこの期間は,小学校を卒業して中学に上がる前の,子供でいられる最後の夏休みなのです。否が応でもずっと子供のままではいられない,通過儀礼的に夏が終わっていく,そんな印象を残す映画でした。
しかし,肝心のトントンの成長ぶりは全く見られず,妹の方がずっと色々「わかってる」感じでしたけどね。男の子より女の子の方が早熟ですもんね。


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