今日は，先日に引き続きマレーシアで観光したお話です。
お付き合いいただける方，続きよりどうぞ！
さて，マレーシア滞在最後にして唯一観光して回れる日。
幸いにも，フライトの時間は23時と遅いので，がっつり色々見て回るぞ！と決めていました。
旅行といえば，ガイドブックは現地で読む，行く場所はゆるーく一箇所くらい決めてあとはノリで動く，が大体の私の旅行スタイルなのですが，何せ今回は時間がないので，かなり事前からリサーチしておいて綿密に計画をたてました。
まずは，絶対に行きたい場所としてモスク，美術館，あとは現地のものを安く買えそうなマーケット。モスクに関しては，それぞれ特徴的なモスクが中心から離れた場所に２つあり，特にピンク色で有名なプトラ・モスクには行ってみたかったのですが，時間の都合上諦めることに。
回りやすいコース内にある国立モスク，マスジッド・ヌガラに行くことにしました。徒歩圏内の近くにはマレーシア・イスラム美術館があり，とりあえず朝の予定はこれで決まりました。
美術館の開館が10時なので，それに合わせて9時にホテルをチェックアウト。フロントで荷物を預かってもらい，いざ出発。
クアラルンプール内を見て回るのに重要な足は，鉄道・バス・タクシーです。
特に，バスに関しては「GOKL City Bus」という無料バスが10分位の間隔で走っており，これが非常に乗りやすくて便利です。主要な観光スポットはこれで行けるようになっていて，しかも無料というのが嬉しいポイント。路線は全部で４つあり，全て一方向にしか走っていないので，線を間違えなければ乗り間違えの恐怖もありません。笑
ちなみに，線はpurple lineなどと色名で分けられており，バスの行き先とともに車体に記されているので，乗る時はそこも確認します。バスのHPでは路線図がダウンロードでき，鉄道の駅ともつながっているのが見やすいとても便利な地図なので，行く前にダウンロードしていくことをおすすめします。
停留所に関しては，小さいところだと見つけにくかったりしますが，まあそこは宝探し感覚で。笑
注意ポイントとしては，同じ停留所に普通の市内バス（こちらは有料）も止まるので，間違えないようにすること。GOKLは全て同じピンクの車体なので，ひと目で分かります。
ちなみにですが，タクシーは流しのは拾わないほうがいいと現地の人も言っておりました。アプリで「Grab」というのを使うと，現在地から目的地までの料金を事前に計算してくれて，運転手もそれ以上請求することはないので安心です。これは，絶対入れていったほうがいいアプリの一つです。
あ，超説明口調なのは，いずれ行くかも！と言っていた従姉のために書いているというのも兼ねているからです。てきとーに読み飛ばして下さい^^;
さてさて，パビリオンの前からGOKLでモスクの近くのPasar Seni駅まで行きました。
そこから歩いて５分程で，国立モスクに着きました。
入場は無料で誰でも入れるのですが，「観光客向け」の入り口がありそこでガウンを借りないと中には入れません。女性は髪の毛を隠すスカーフをして，さらに靴も脱ぎます。
東京にも実はモスクがあり，何度か行ったことがあるのですが，やはりそれとは桁違いの大きさでした。
こちらは，礼拝所の写真。
ムスリム以外は中に入れないので，外側から写真のみ。
入り口のところで，ロシア人ぽいおねえさんが「写真撮って！」と言ってきたので，代わりに私もこの前で一枚頼みました。なかなかガウン姿が似合ってるんですよこれが。笑
見学を十分堪能したところで，お次は美術館へ。
歩いて２分くらい？本当にすぐ近くです。
入ってすぐのカウンターでチケットを買い，中へ。１階部分は企画展，２階以上が常設展とミュージアムショップもありました。この日はお休みでしたが，中のレストランもなかなか良さげな雰囲気でした。ランチにちょうど良さそう。
人は少なく展示物はたくさんあるので，真剣に見ようと思えばゆっくりじっくり楽しむことができそうです。とにかくありとあらゆるものを彩る装飾が美しくて，ここにかける熱意は日本より中国より上かもって思いました。スルタンが持つ宝剣みたいなの，一個欲しいナァ。笑
世界各地のモスクの模型も展示されており，国によって違う建築の形や規模をくらべることができます。世界モスク巡りなんて楽しそうだけど，もれなく入国ダメ絶対な国にすごい建築のが多いんだよなぁ。
あまりに人がいなすぎて，展示物の写真もいくつか撮っちゃったのですが（一応確認したんだけど，だめって書いてあるのも見つからず。なのでいいのか不明），ここでは館内の様子など。
イスラム建築とか模様とか好き。
ミュージアムショップではお土産に栞など買い，やや小腹も空いてきたところで次へ移動。
マレーシアは多民族国家で，主にマレー系，中国系，インド系の人種と文化で成り立っています。なので，食事に関しても主にその３種類か入り混じっているような料理が楽しめます。
マレー料理は，ホテルの朝食や訪問先で振る舞っていただいたのをある程度堪能したので，やはりここは本場に近いカレーを食べなくては！と思い，ガイドブックで推されていたレストランへ行きました。
再びバスに乗り（この時のバス停が見つからなくて大変だった…。途中で歩道がなくなるし。），KL Central駅へ。セントラルというだけあって，空港と直結の電車にも乗れる大きな駅でした。建物もかっこいいの！
さて，お目当てのレストランに向かいたいのですが，道の向こう側に行きたいのに渡れず，非常に困りました。マレーシアは日本以上に車社会で，都市部はともかく地方に行くと電車も通ってないそうで，車は生活に必須だそうなのです。だからなのか，道が歩行人に全く優しくないつくりで，歩くのにはほとんど適していないなと感じました。段差とかもすごいし，そもそもあちこち工事中で，「バリアフリーって何？」っていう感じ。
しかし，クアラルンプールの流動的な，ビルとかぼんぼん建っていく様子から，東京とは違って街がまだ育っている途中なんだというパワーを感じました。
話がそれた。
道路は，駅直結のショッピングモールに入ることで渡れることがわかり，無事目的地の「Gem Restaurant」に着き，マトンカレーとナンとラッシーを注文。
ナンはぶっちゃけ日本で食べるほうが美味しいものあるかも…？！って思いましたが，カレーとラッシーがすごく美味しかった！日本で食べたことのない感じ。マトンとにんにくがごろごろ入っていて，すごく辛いんだけどぺろりと完食でした。
お店の中もきれいだし，メニューも見やすかったので入りやすいお店ではないかと。
えー，本当はこのまま続けるつもりだったのですが，やはり超長くなってしまったので後半に分けます。
まだ続く。
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