2016年1月29日金曜日

【映画】『オデッセイ』試写会行きました

どうもこんにちわ。


年明けて、今のところ比較的いいペースで映画を観れています。
1月中に映画館で観たのは計5本。
常にこのくらいのペースで観に行けたらいいものです。


さて、タイトルの通り試写会に当たったと母に誘われ、近所の映画館に『オデッセイ』を観に行きました。
その前に観た3本もレビュー書きたいなあと思いつつ、こちらのほうがホット・トピックかと思いまして。

えー、一言でいうと、面白かったです。


何その、小学生並みの感想。

とりあえず、続きよりどうぞー。
(ネタバレはあまりないと思いますが、ご注意を。)




『オデッセイ』(リドリー・スコット 2015)





ざっとあらすじ。

火星探査にクルーとして参加していた宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)は、大砂嵐にみまわれたためクルーが火星から退避する際、折れたアンテナに直撃されクルーたちとはぐれてしまう。
マークを助けられないと判断したクルーたちは、捜索をあきらめて火星を離れ地球へ帰還するが、実はマークは生きていたのだ。
「生きて帰る」と決めたマークの、地球への「オデッセイ」が始まる―――。


上で言い放った通り、総合して面白かったと思います。
宇宙飛行士ってすごい、超人的過ぎる職業だな、とひたすら感心してしまいました。
知力、体力だけでなく精神面でも柔軟性やリーダーシップやその他諸々を兼ね備えていないと、宇宙空間という未知すぎる場所でミッションをこなすなど到底不可能なのでしょう。
とにかく、主人公マークの「生きる。諦めない」という前向きな気持ちが、観ていてよかったなあと思いました。
火星に一人ぼっちでも!
腹に金属の棒が刺さっていても!
せっせと火星で育てたイモ(大事な食糧)が全滅しても!!
地球へ絶対帰る!!!
っていうね。
何が起きてもパニックにならず、冷静に何ができるのか考え行動していく姿はもう普通にヒーローです。こんなん格好よすぎます。

主演のマット・デイモンの映画を見るのはとても久しぶりでした(もともとそんなに好きな俳優じゃない)。
未見なのですが、前作の『インターステラ―』でもやはり宇宙に置いていかれるという役柄だったそうなので、なにか彼には遠くに置き去りにしたくなるものがあるのかもしれません。
あと、久しぶりに見るマットの肉体がムキムキすぎて何故かドン引きしました。ほんとムキムキすぎる。どうでもいいことですが。


個人的に「おっ」と思ったのが、火星探査クルーのキャプテンを務める役柄を演じていたジェシカ・チャスティン。
先日huluで観た映画『Mama』(ネットで公開された短編ホラーを長編化したもの)での演技が印象に残っていたので、全く違う役どころながら今回もよかったなあと。
地球へ帰るヘルメス号の中で、マークが生きていると知らされた時の表情がすごくよかった。
今後注目したい俳優さんです。

あと、個人的にツボに入ったのが劇中歌。
『ギャラクシー・クエスト』もそうだったけれど、宇宙と7、80年代フレイバーな曲を合わせるのがはやっているのかしらん。
今回は、マークが地球へ帰れる見通しがついた時にDavid Bowieの"Starman"が流れて、話と全然関係ないところで泣きそうになりました。
このタイミングで!この曲かけるのはずるい!!
あと、エンディングロールで"I Will Survive"がかかったときは思わず吹きました。
ぴったりすぎる。



映画タイトルの「オデッセイ」ですが、いかにもそれっぽいので原題カタカナ訳かと思いきや、原題は"The Martian"。
知らない単語だなあともやもやしたので家に帰って調べたところ、「火星の、火星人の」という意味でした。
ちなみに、こちらの映画は原作があり、邦題は「火星の人」となっていました。
珍しく、日本語の映画のタイトルはうまいことつけたなあと感心。
だって、タイトル「火星人」じゃ、どのハマー・フィルムかって感じがしますしね。笑

マット好き、宇宙好き、ハラハラドキドキ最後には感動したいって方にはいいんじゃないでしょうか。


でもやっぱり、リドリー・スコットのハラハラドキドキ宇宙って言ったら『エイリアン』よねー。



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