2015年10月21日水曜日

【映画】『ザ・ヴァンパイア~残酷な牙をもつ少女~』

どうもこんにちわ。

突然ですが、私はありとあらゆるジャンルの映画が好きです。
「映画」というより、「映像」が好き、と言ってもいいかもしれない。
それはさておき、こと映画に関しては雑食としかいいようのない。
新しいのも古いのも、国をまたいでも面白けりゃいいという好みの持ち主です。


そんな私が好きなジャンルの一つ。
ホラー映画です。
心理的に怖いのも背中がぞくぞくして一人でトイレ行けなくなっちゃうようなやつも、グロもスプラッターもなんでもOK。
特に、ホラーでも一種の「美学」を感じるようなのが好き。
例えば、『悪魔のいけにえ』(トビー・フーパー 1974)とか。
(この映画、あまりにも好きすぎて、実家の自分の部屋にフランスの蚤の市で買ってきたポスターを張っていたくらい。女子の部屋じゃないよそれ。笑)



前置きが長くなりましたが、そんなホラー好きの私が最近観た、スタイリッシュすぎる吸血鬼映画をレビュウします。
続きよりどうぞー。



『ザ・ヴァンパイア~残酷な牙をもつ少女~』(アナ・リリ・アミリプール 2014)



イラン系女ヴァンパイアが主人公という、今までにないジャンルの映画です。 

あらすじ的なものは、

場所はイラン、架空の街「バッド・シティ」では退廃と悪が横行する。
そこに現れた一人の美しい女性。黒いチャードルを身にまとい、夜の街をさ迷い歩く。
「お前は悪い子なの?」
答えがyesなら、彼女に血を吸われてしまうだろう。
そして、彼女は一人の純粋な青年に会い、二人は恋に落ちる―――



はっきり言うと、この映画の良さはとにかく映像と音楽の格好よさです。
ジャームッシュからやや泥臭さを抜いて、もっと尖らせたかんじ。
「ヴァンパイア・ホラー」とありますが、怖いか怖くないかといえばそこまで怖さは感じない。
でも、ぞっとするような美しさがあります。
例えば、吸血鬼の美しい少女が、黒いチャードル(イランの女性用伝統的衣装)をかぶり、暗い街中に佇んでいるシーンとか。


物語の舞台となっている「バッドシティ」は、もう人の住んでいないアメリカの町をロケ地として使って撮ったのだとパンフに書いてありました。
(ちなみに、私が行った時はすでにパンフは売り切れ。人気の高さがうかがえますな。)
 聞きなれない言葉と時代背景のなさで、新しいような懐かしいような世界観でした。


と、ここまで語ってまいりましたが実はですね・・・ワタクシこの映画の感想を書く資格ナシなのです。
というのは・・・

何故かラストのところで寝てしまいまして。

自分でも「は?!」って思います、ええ。
映画館では絶対寝ない!!ってタイプでもないですけど、でも前半面白くて楽しんでいたのにまさかラストで寝るとか今までに未経験です。
ほんと、なぜなの・・・。

もう一回観に行こうかと思っていたのですが、いかんせん終了間近で観に行ったため時間もなく・・・。
そんなんじゃブログ書いても意味ないじゃん・・・と思ったのですが、この映画のよさをオススメしたい気持ちはあるので、アップしちゃいました。

物語より音楽と映像に重きを置いているようなところは見られるので、好き嫌いはわかれるかとは思いますが、一つ一つのシーンが様になっていて本当に格好良い映画でした。




ちなみに、ホラー映画好きといいつつ超ビビリです。お化け屋敷とか無理だし、実録心霊ものとかはギャーッ!!ってなります。でも、ホラー映画好きってそういう人が多いと思うの。

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